9月23日にJAXA種子島宇宙センターより打ち上げられた「こうのとり」7号機によってISSへ輸送された”RSP-00”が、10月6日(土)に「きぼう」から放出されることが決定しました。
「きぼう」とはJAXAが開発した宇宙実験棟で、国際宇宙ステーション(ISS)の一部となっています。
JAXA プレスリリース
【「きぼう」から超小型衛星3機を10月6日に放出する予定です。】
わたしたちの初めての人工衛星”RSP-00”が宇宙空間に到達してから、約2週間で地球周回軌道へ放出されることになりました。
RSP-00は、地球周回軌道に放出されることで初めて”人工衛星”としての活動を開始します。
これまで夢中でつくり続けた電子回路、電源制御、通信などは、この放出後から機能し始めます。
いよいよ、本番です。
宇宙開発の”う”の字も知らない誰かが、新橋の居酒屋でつぶやいた夢物語。
”宇宙開発は限られた人しかできない”と、誰かの言葉が途切れさせた夢物語。
「宇宙って、面白そうだから」
この想いを胸に、駆け抜けた3年間。
空気も重力もない宇宙空間に、あこがれ続けてきた。
その想いを詰め込んだ人工衛星が、宇宙を舞います。
「人を中心とした宇宙開発」が、宇宙をもっともっと面白くする。
やることはやってきた。
不安な気持ちもありますが、きっとうまくいくと信じて。