リーマンサット・プロジェクト 名古屋支部の近藤 健です。
趣味はもちろん宇宙開発ですが、自転車も大好きです。
走ったり身体を動かす事が好きで、中でも自転車は自分の脚で観光名所巡りや大陸の横断ができることに魅力を感じています。
そんな私は、リーマンサットの中の”自転車サークル”に所属しています。
自転車サークルは、リーマンサットの中で自転車が好きなメンバーが集まっています。メンバーは現在5名です。
活動内容は主に名古屋-東京間の走破や、荒川サイクリングなどです。
今回は自転車サークルの活動の一つである「名古屋-東京間のサイクリング」を紹介したいと思います。
私の自宅は名古屋市にあり、東京都まで大体380kmあります。この距離はなんと地上から国際宇宙ステーション(ISS)までとほぼ同じ距離になります!
因みに名古屋市にある自宅からだと、静岡県浜松市あたりがカーマンライン*(100km)です。
*カーマンライン・・・宇宙空間と地球の大気圏との境目のこと。海抜高度100キロメートル。
(今回紹介する「名古屋-東京間走破」は2020年2月に実施したものです。)
午後9:00 名古屋-東京間走破、スタート!!
名古屋の自宅を21:00に出ました。目指すは東京、リーマンサットの定例会を行っているコワーキングスペース茅場町Co-Edo!!
荷物はパンク修理キット、替えチューブ、ハンガーノック対策の栄養補給剤、箱根越えのための防寒具、水分、痛み止めの薬、自転車を電車に持ち込むための輪行袋などです。
ハンガーノックというのは、長時間の激しいスポーツの最中に極度の低血糖に陥り動けなくなってしまうこと。これを防ぐためには早めの栄養補給が必要で、携帯しやすくカロリーの高い栄養補給剤は必携です。
えっ、装備がガチですか?そうです、ガチなんです(笑)
午前8:00 既に11時間走り、藤枝市に到着しました!
静岡県の中部、藤枝市を通過。このあたりからランナーズハイになって、疲れを感じなくなります。テンション上がって眠気もありません。
午前10:00 富士山が見えました!!
ここでちょうど名古屋から190kmくらい、目的地までの中間地点です。
富士山が見えてモチベーションアップしました。写真には写っていませんが、右側には海も見えて綺麗な波の音が聞こえます。
午後3:00 箱根山を登り切りました!!
箱根山は場所によっては勾配が10%以上あります。自分の精神状態との葛藤や、残った体力と相談しながら走行スピードを調節するという極限状態を体験することができます。
箱根山の芦ノ湖で記念撮影してきました!
箱根山を登り切った達成感はかなり大きいです。東京まで残り100kmなので、最後まで頑張ります!
因みに箱根山は日が沈むと気温がぐっと下がって寒くなるので、昼間のうちに下山することをおすすめしています。
午後8:00 東京都のホテルに到着!
無我夢中になって走っていたので、「名古屋から東に向かって走っていったら、気が付いたら東京にいる」という不思議な感覚に陥ります。
食事はがっつり1000kcal以上摂ります。おかげで体力も素早く回復、翌日の定例会への参加や、名古屋支部の報告はちゃんとできました。
今回は冬場とあって、途中でトイレ休憩が増えたり、向かい風が強くて走行に時間がかかってしまいました。
次回は自転車整備を徹底し、体力面でもトレーニングを入念に行い、22時間ぐらいで走破したいです!
自転車に興味のある方、是非一緒に走りませんか?
リーマンサットの自転車サークルでは、私たち経験者が、都内で初心者向けの短距離コースを企画して走っています。
いつでも会員を募集しています。飛び入り参加も大歓迎です!!
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あなたも一緒に、宇宙開発しながら箱根越えしてみませんか?
リーマンサットメンバーの活動を下記にまとめました。ぜひご覧ください!
【この記事を書いたメンバー】
宇宙が大好き。趣味は宇宙開発とサイクリング旅行。