こんにちは!広報部の えもん です。
2022年4月某日、宇宙飛行士選抜試験に向けたコミュニティグループ「宇宙飛行士を目指す人々」が動き出したのがわかりました。
「書類選抜の結果が発表されたんだな」と内心ドキドキしながら、本業のオンライン会議に集中です。
いつもよりも長く感じた会議の後、マイページにアクセスしました。
結果は「通過」。嬉しいという気持ちよりも、いよいよ試験が始まるぞ、と緊張感が高まりました。
職業、宇宙飛行士が担う役割
JAXAの発表によると、書類選抜の通過人数は2,226人であり、応募者の55%にあたります。これを高いと見るか、低いと見るか…。
正直なところ、私は、第0次選抜(英語や一般教養等の試験)までは大多数が受験できるのでは、と思っていました。しかし、私たちが挑戦しているのは、宇宙飛行士「選抜」試験。宇宙飛行士として貢献できる人物を選び抜くことが目的です。宇宙飛行士になること以外にも宇宙に行く選択肢がある時代だからこそ、私は選抜試験を受験するにあたり、職業としての宇宙飛行士で実現したいことを考えていました。まあ、その一つが「火星で温泉につかること」なのですが(これは言えない)
宇宙飛行士が教えてくれた「当たり前」の破壊
#1でもご紹介した通り、私が宇宙に興味を持ったきっかけは、通信教育の付録でした。
当時小学生だった私は、その時に初めて宇宙が特別な場所であり、同様に地球も特別な場所であることに気付きました。
余談ですが、1番面白かったのは宇宙空間での植物栽培の実験です。
植物には重力センサー機能があり、茎は地上(上)に根は地中(下)に伸ばしていく重力屈性と呼ばれる性質を持っているそうです。
宇宙空間に行くとセンサー機能が麻痺してしまい、下方向ではなく、少しでも水分がある方向に根は伸びるという実験結果で、
根は上に下に伸びている様子が植物が宇宙で踊っているように見えてとても印象的でした。
日常生活をしていると、これまで自分が経験してきた生活環境を当たり前だと感じてしまいがちです。「人と違って当たり前」と分かっていても、自分と比較して違うものに対して良し悪しをつけたくなってしまう。
そのような時こそ、「違いを認める」ことを意識するように心がけています。
私たちは、地球に重力があることを「当たり前」だと思っているけれど、広い宇宙から見たら地球は不思議な惑星です。
だからこそ、私は宇宙飛行士として「地球の当たり前」を破壊(?)し、自然科学のメカニズムの解明に貢献したいと考えていました。
宇宙飛行士への夢の続き
5月上旬に行われた英語試験の結果、私の宇宙飛行士への夢は途絶えてしまいました。
正直、手ごたえはなかったのですが、やっぱり結果を受け取ると悔しいですね(笑)
ただ、これまでさぼりがちだった英語の勉強もGWの詰め込み学習のおかげで少しだけ苦手意識を克服することができました。
リーマンサットで活動をしていると、これまでの学校生活や社会人生活では出会わなかったであろう人との出会いがたくさんあります。
衛星やローバーの開発や広報・イベント活動など、面白い要素もたくさんあるけれど、1番の魅力は「人」なのではないかなと私は思っています。
私の宇宙飛行士への道!はリーマンサットの宇宙開発でいつか実現したいと思います。
最後に、宇宙飛行士選抜試験に挑戦しているリーマンサットメンバーがまだまだおります!変わらず応援をよろしくお願いします!
【この記事を書いたメンバー】
宇宙飛行士選抜試験受験者 エモン
本業はIT企業勤務のサラリーマン。宇宙飛行士になったら「宇宙でカルピスは沈殿しないのか」を確認するのが夢。
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