こんにちは!リーマンサットローバーチーム広報の櫻井佳江です。
毎年新年度が始まると今年の予定を立て始めるローバーチームです。
9月のスペースプローブコンテストに参加します!
まずは、2023/9/16、北海道赤平にて開催のスペースプローブコンテスト参加申し込みをしました!
前回最優秀賞をいただきましたが、バッテリーのヘタリにより大会時には動くことができず、悔いの残る結果となりました。
今年こそ完全優勝に向けて頑張ります。
ブラックロック砂漠へ!
6/15〜18はアメリカのブラックロック砂漠にて打ち上げのロケットにローバーを乗せてもらいます。
ロケットはオレンジロケットさんに乗せてもらいます。
1〜2km上空まで打ち上げ、放出します。
ローバーは2台用意!
一台はローバーチームで開発中ローバー。
もう一台は学生チームが開発しているローバーです!
もう一つのローバー
学生チームのローバーは、筐体がなく、落とす時に薄いファイルに入れてニクロム線でナイロン線を切って落とす仕組みを予定しているそう。
緩衝用にゴムのマウントを入れたり、3Dプリンタで板の部分を作るなどアメリカ実験まで社会人たちにレビューをもらいながら作成中です。
学生時代からいろいろ工夫してローバーを作るなんて将来有望ですね!
一方、ローバーチームは、電圧の低いモーターに変更することにしました。
右側が今まで使っていたモーター、左が電圧の低いモーターです。
電圧が低いモーターを使うことで、バッテリーを小さくすること、バッテリーの選択肢が増えるというメリットがあります。
無事にモーターを回すことができました。
構造チームはギヤードモーターの大きさを小さくできないか検討中。
元々ついていた平歯の多段減速機を取り除き、機体側壁一体の自作の偏平型減速機にくっつけて動かせるように部品を作成しました。
ところがいざ実験してみると残念ながらモーターのトルクでは回転せず。少し指で補助を加えると動きました。
バックラッシ(歯車の遊び)を増やす、初段パーツを軽量化する、初段の前に更に平歯をもう一段追加…など対策を検討中です。摩擦抵抗が大きいのか、そもそも初段イナーシャ(周りづらさ)が過大なのか、原因切り分けが必要とのこと。
今後の改造に期待!
以上リーマンサットローバーチーム進捗報告でした。
今後とも応援よろしくお願いします!
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あなたも一緒に、ローバー開発してみませんか?
リーマンサットメンバーの活動を下記にまとめました。ぜひご覧ください!
https://www.rymansat.com/join
【この記事を書いたメンバー】
技術部 ローバーチーム広報
櫻井 佳江(さくらい よしえ)
カポエイラと宇宙が好きな管理栄養士です。宇宙でサウージするのが夢です!