on 2018年9月18日
9/11のRSP-00の宇宙への旅立ちを見届けるため、続々と有給休暇を使って種子島へ集結したリーマンサット達。
しかし到着した種子島で打上げ日変更を告げられ、戸惑いを隠せない（前回のあらすじ）。
そして9/12、種子島。
当初の予定では、9/11が打上げ予定日だったため、種子島へ集結した半分のメンバーが
泣く泣く帰途につきました。
残るメンバーがお見送り。
11日の予定が14日に、と滞在期間が3日も長くなったため、
「正直、こんなに長くいるはずじゃなかったのにあいた時間をどうしたら………」
と困惑しながらおもちゃを飛ばしてみたり
増田宇宙通信所に再び訪れてみたり
のんびりといろんなアンテナがあるのをみて回っていたら、
少し慌てて「勝訴！」みたいに紙を掲げて小走りに近づいて来る方が。
「打上げの日程が変更になりました！」
http://www.jaxa.jp/press/2018/09/20180912_h2bf7_j.html
通信所職員の方が、JAXAさんのプレスリリースを印刷して教えてくれたのです！
さらに1日延びた！！
「………予定組み直さなきゃ！！」
動揺しながら、速攻で各所に電話をかけまくるメンバー。
15日の種子島での移動手段の確保に奔走する者
宿泊場所の確保に走る者
慌てて帰りの交通手段を変更する者
上司に有給休暇の追加の追加を交渉する者
…………。
試されるリーマン（と学生）達の、覚悟と決断力とお財布………
疑心暗鬼にかられているのは、延泊に次ぐ延泊を決めたRSP-00熱・構造系で活動した学生メンバー。
彼の決意の一言をどうぞ。
「僕は宇宙開発をしたいので、ここで帰ったら絶対後悔する。
今後のキャリアとして宇宙開発をしたいので、今回の自分初の人工衛星を見ないと後悔するから
何としても見届ける」
そう言いながら、「今月生活できるかなぁ…」とぼやいていました笑
そうこうしていると、種子島に来て初めて、晴れの夜空が広がりました！
宿の外に出たら、満天の星空が広がっています…
「天気が変わらないうちに集合！」
もっと星が見えるところ、もっともっと暗いところ…！！と、車を走らせ門倉岬へ。
ライトを全部消してみたら、嘘みたいに視界いっぱいに広がる満天の星空。
宇宙がすぐそこにありました。
「天の川って初めて見た……」
呟くメンバーも。
雲が出てきたので「いったん移動！」と車を走らせます。
走らせていると、一瞬の隙にまた星空が。
「いまだ！」
車から出て、星空堪能&撮影会。
た、たのしい！！
「ロケット打上げ無くても今回の旅、楽しい！！」
なんて発言も出てしまうぐらい、星空を追って東へ西へ行くのは楽しかったです。
日付が変わって13日。
打上げの日程が変わったので前日に引き続きの打上げ3日前。
めっちゃ、晴れてるぅぅぅ
中型ロケット発射場跡なども見てきました
晴れてるのでウキウキして浜辺にも立ち寄ってみました！
俺たち私たちの平成最後の夏はまだ終わってないんだぜ！
毎日訪れてはいるものの、実は今回種子島に来てからバタバタしていて
あんまりじっくり滞在できていない種子島宇宙センターへも。
各自好きなルートで見学しました。
展示してある人工衛星ミニチュアの太陽電池パドルについて説明する電源系のメンバー。
夜は、
部屋で仕事する者
星空撮影をする者
温泉に出かける者
という感じで、各々やりたいことをやって過ごしました。
大人の合宿、かなり楽しい！！！
ゆるっとしたリーマンサット達の旅行絵日記、中編もお付き合いいただきありがとうございます。
次こそRSP-00の宇宙への旅立ちを見届けられるのか？このまま種子島へ移住してしまうのか？？
【後編？】もよろしくお願いします☆
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