こんにちは!ローバーチーム広報の細田佳江です!
ローバーチームでは、ただいま毎年9月に開催されるcansat(カンサット)のコンテストに向けたローバーを作成中です。
そんな中、植松電機さんが、ブログでリーマンサットローバーチームの事を紹介してくださいました。ありがとうございます。
※1
引き続き、9月のスペースプローブコンテストに向けて頑張ります!
さて、植松電機さん主催のcansat(スペースプローブコンテスト)では、ローバーを100mの高さから1秒間に6m以上の速さでパラシュート落下させる必要があります。
そのためローバーの他にパラシュートを作成する必要があります。
パラシュート初心者の私達に、心強い味方が!
なんと学生ロケットサークルでパラシュートを作成していたK氏が新たにメンバーとして参加して下さることになりました。
K氏のアドバイスに従って、パラシュート上部にメンバーが直径10cmの穴を開けます。
正確にパラシュートに穴を開ける今回のパラシュート担当メンバー。
K氏曰く、
「最初はパラシュートに穴を開けるのが不安だったけど、今は穴がないと不安」
だそう。
パラシュートに穴を開けるのは、「パラシュートの中に溜まった空気が端から漏れてしまうのを防ぎ、姿勢を安定させる効果がある」そうです。
落下実験前の一枚
K氏より、パラシュートの紐の結び方について「いい結び方」とお褒めの言葉がありました。
パラシュート担当メンバーによると、「いかり結び」をした後に、ロープの端を「もやい結び」にしたそう。
この結び方は、引っ張ると締まる結び方だそうです。※2
パラシュートに穴を開けた事で姿勢が安定したものの、予定していた落下地点より大きくずれて飛んで行ってしまいました。
パラシュートの大きさや形など、再検討が必要です。
そして、ローバーチームはじめてのGPSによる自律走行!
の瞬間を、残念ながら私は見逃してしまいました、、、。
後日、リーマンサット全体定例会(2019年5月26日)の日、定例会開催時刻より早めにに集まり走行試験をしました。
今月は「緯度経度を元に設定した目的地に自律移動する」プログラムを作成していましたが、無事今回の走行試験で動作を確認できました!
プログラムは正しく動き、目的地に向けてローバーが走っています。
ただ、GPSなど各種センサの精度は高いとはいえず違う方角に走り出してしまうことも多々あり、いろいろな対策案を議論しています。
GPSの精度上げ、軽量化、タイヤのグリップ力など、解決の必要な問題はありますが、ローバーのように少し前進できました。
そんなローバーチームの5月進捗でした!
※1 植松電機 スペースプローブコンテスト
https://spc.uematsudenki.com/index.php/ja/mn-blog/24-blog-probe/60-blog20190426-01.html
※2 海技資格協力センター「基本のロープワーク」
http://www.kousin-c.or.jp/about/pdf/09-ropework.pdf
あなたも一緒に、ローバー開発してみませんか?
リーマンサットメンバーの活動を下記にまとめました。ぜひご覧ください!
https://www.rymansat.com/join