こんにちは!ローバーチーム広報細田佳江です!
新型コロナの影響で、2月以降はみんなで集まるのが難しく、今はオンラインでの作業になっています。
ローバーチームでは、アメリカの広大な土地で自由度の高い実験をするため、今年に入ってアンテナの検討をしてきました。
昨年には、ARLISS(超小型人工衛星CanSatのサブオービタル打ち上げ実証実験)に参加して経験を積んできたメンバーによる説明会がありました。
広範囲に使えるLoRa(少ない消費電力で広いエリアをカバーする無線通信方式の一つ)が最近使われることが多いそうです。
メンバーがARLISSで使用経験のある、イーゼル社のLoRaを使用することになりました。
メンバーによると、大変使いやすかったとのこと。
理想的な環境下では30km程度、市街地でもアンテナを1〜2m程度の高さに立てれば数km通信できるそう。
ログはAndroidアプリとして、スマホで確認できるようにしています。メンバーがアプリ開発をしました。
また、LoRaのアンテナと基板を入れるケースを作成中です。
これは、基地局側のLoRa基板を入れるケースです。
基板の位置を高くすると電波が遠くまで届くため、ケースを上に掲げられるように長い棒が差し込める形になっています。
この3DCADデータを元に3Dプリンターで作成したケースです。
新型コロナの影響で、みんなで集まることなくSkypeによるオンラインでの作業になってしまったため、実物を見られるのはいつになることやら⁈
今後はアンテナを高くして、どれくらい遠くまで実際に通信できるのか実験したいと考えています。
早く、状況が落ち着くことを祈るばかりです。
以上、ローバーチーム進捗でした!
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リーマンサットメンバーの活動を下記にまとめました。ぜひご覧ください!
https://www.rymansat.com/join
【この記事を書いたメンバー】
技術部 ローバーチーム広報
細田 佳江(ほそだ よしえ)
カポエイラと宇宙が好きな管理栄養士です。宇宙でサウージするのが夢です!